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「喘息治療を成功させるためのデバイス選択」

[2019.10.06]

2019/10/6に吸入ステロイドに関する講演会がありました。

札幌の田中裕士先生の「成人喘息と咳治療」の講演座長と「喘息治療を成功させるためのデバイス選択」の演題のパネルディスカッションを担当いたしました。

8週間以上継続する咳を慢性咳嗽といいますが、その原因は多岐にわたるため、原因の鑑別が非常に重要になります。当然、疾患が異なれば治療法も異なります。ただ検査で100%クリアーに鑑別ができればいいのですが、現時点での医療レベル(日本、世界に関わらず)では不可能です。治療経験は当然必要ですし、治療に対する反応性も咳治療には重要な情報です。咳で困っている患者さんにお願いなのですが、今までの治療内容が重要な情報なのでお薬手帳の持参をお願いいたします。

また喘息治療のKey drugの吸入薬ですが、薬剤/剤形/容量などを合わせると優に20種類以上になり薬剤選択が非常に重要です。薬剤剤形を変更するだけで治療効果が抜群に高くなる場合もあり、十分な評価や的確な選択が必要が必要です。特に薬剤粒子径や薬物の選択がKeyですね。

そんなことを話し合った講演会でした。

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