メニュー

赤坂カンファレンス 喘息/COPDの会議

[2019.10.20]

2019/10/19は赤坂でカンファレンスがありました。

全国から30名ほどの専門の医師が集まり、喘息やCOPDの治療に関する会議でした。

議題となったのが新規吸入薬(ステロイド薬、交感神経刺激薬、抗コリン薬の合剤)の使い方です。今までは吸入ステロイドと長時間作用型交感神経刺激薬の2種類も薬剤の合剤が用いられてきましたが、最近は抗コリン薬も加わった3種類の合剤が出てきています。たくさん入っているから良いという訳ではありません。薬には必ず作用/副作用があり、全部入りだからいい薬ではなく、薬が必要な患者さんが必要な種類を必要な量だけ使用することが重要です。また、漫然と使用するのではなく、減量が可能性が出てきたらきちんと減量も行う必要があります(自己判断での減量は駄目ですが、、、、、)。ただ、患者さん個々の疾患や背景因子などでバリエーションがあり、画一だった方法論を構築しにくい現状があります。なかなか難しい問題ではありますが、やはり気道炎症の程度がポイントとなってきます。今後しっかりとした方針が出せればいいなと考えています。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME