江東区 呼吸器疾患を考える会
今日は江東区で「呼吸器疾患を考える会」で講演させていただきました。
古巣の順天堂東京江東高齢者医療センターで開催されたのですが、なんとなく行きにくかったですね(笑)。
主に薬剤師さん、看護師さんなどが主体の会でした。喘息治療の中心である、吸入薬を中心に話をさせて頂きました。
今、喘息に使うことができる吸入薬は10種類以上あります。
私を含め医療従事者は、どうしても各薬剤の薬としての効果に着目しがちです。
しかし一番重要なのは、上手に吸入が出来て、きちんと吸入を継続することです。
その為、薬効と同様にどの吸入薬が個々の患者さんの好みに合って、如何に治療の継続出来る薬剤を探し出していくのも大変重要な問題です。
症状が良くなると、どうしても薬を忘れがちになってしまいます。吸うのを忘れるくらい調子がいいのは大変いいことなんですが、、、、(笑)。
吸いたくなくなったり、吸い方に不安があったら、直ぐに教えてください。相談しましょう。
ではまた。