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アレルギーについて

本邦において、アレルギー疾患は急速に増加しています。2人に1人がアレルギー疾患をもっているとされており国民病と考えられています。政府もアレルギー疾患対策基本法(平成26年法律第98号)を制定いたしました。

アレルギー反応は私たちの体がもった防衛反応(免疫)の過剰反応のことを意味します。それによって生じた体の全身的または局所的な障害(症状)を「アレルギー」といいます。広義の意味でのアレルギーは医学上I型からⅣ型に分類されますが、一般的にはアレルギー物質に接触後、すぐに反応を示す即時型、アナフィラキシー型を主として指しています(Ⅰ型に相当します)。体内にあるIgEという抗体が、皮膚や気管支・腸、鼻などの粘膜で免疫反応が生じて、アレルギー反応が生じます。体の中のマスト細胞と言われる細胞と反応して、同細胞からアレルギー物質(ヒスタミン、ロイコトリエン等)が放出され、アレルギー症状が引き起こされています。

治療としては、原因の除去や過敏反応の軽減を図る治療がメインとなり、各臓器(気管支、鼻、目、皮膚など)に応じた治療を行います。

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